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目的を目指して、今日という一日を生きよう

働く人の多くは、目の前の仕事が山積になって、何をすべきか分からなくなる時があるのではないでしょうか。パソコン、メールなどという技術はとても役に立ちますが、一方仕事を増やしてしまうこともあります。読まなければならない書類が増えてきたということは現代の多くの職場の現実です。この多忙の中で、私たちは何をすればよいのでしょうか。

次の言葉を考えてみましょう。「あなたの目は前方を見つめ、あなたのまぶたはあなたの前をまっすぐに見よ。あなたの足の道筋に心を配り、あなたのすべての道を堅く定めよ。」

およそ三千年前の聖書の箴言(言葉)ですが、現代に当てはめて、その意味を考えてみます。「…目は前方を見つめ…」という言葉は目的をしっかり目指すことを意味します。目の前の仕事が多くても、それにばかりとらわれず、目的に集中することが大事です。「…あなたの足の道筋に心を配り…」という言葉も大切なことを教えてくれます。「足の道筋」は目的に至る道を意味します。すなわち、目的を達成するための一つ一つの段階をじっくりと考えることも大切です。 

まとめます。私たちが目指す目的は何かをまず考えましょう。そして今日、その目的を踏まえ、目的を達成するための仕事を第一にします。そして、現状から次のステップへの繋がりをも丁寧に考えれば、何をすべきかも分かってきますし、目的を達成するための大きな力になるでしょう。

このことは自分の人生にも当てはまります。人生の目的を踏まえて、今日という一日を生きましょう。人生の目的を知らないなら、早いうちにそれを見い出しましょう。

「命を懸けて守りたい事がない人間は、生きるに値しない」 マーティン・ルーサー・キング, Jr.


(2011年 通巻 1 号)

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