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「心配事の対処法」

  • 執筆者の写真: Masato Ujiie
    Masato Ujiie
  • 2014年2月22日
  • 読了時間: 2分

いよいよ4月から消費税が8%に引き上げられる日本の経済。最近では「増税前に・・・」という広告をよく目にするようになりました。価格が安いうちに買える物は買ってしまいたい。そのような思いが日に日に増している印象を強く受けます。と同時に、家計の負担がさらに増えていく現実を前に、この先どう生活していったらよいのかと心配し不安になることも多いと思います。これは消費税増税に限らず、先行きの不透明な日本の経済の中で誰もが抱く心配と言えるかもしれません。

何かに対して心配するということは、意識していてもしていなくても起こっている心の動きであります。心配することの対象は人それぞれですが、心を配って思い煩い、不安になり、気がかりになって中々眠れない等といった心配が多いのではないでしょうか。心理学者のアーニー・J・ゼリンスキーは、私たちの心の内にある心配に関して次のような研究結果を発表しました。

心配の40%は、「決して起こらないこと」であり、心配の30%は、「すでに起こってしまったこと」であり、心配の22%は、「取るに足りないこと」であり、心配の4%は、「私たちの力ではどうにもできないこと」であり、心配の4%は、「私たちが変えることのできること」であります。

この研究結果は、私たちが普段心配していることのほとんどは、自分にはどうすることも出来ないものであることを指し示しています。心配したとしても状況は変わらないにも関わらず、私たちは日々起こる様々なことに心を奪われ、心配してしまうのです。

しかし、聖書はそのような私たちに、心配事を神様に任せるように、とすすめています。

「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」(Ⅰペテロ5:7)

神様は私たちの生活、生涯に関心をもっておられます。心配事を心配しなくてよいことに変えることのできる神様に祈って、任せることをお勧めします。また、HFB聞き屋サービス、祈りサービスのご利用をお待ちしております。 


(2014年 通巻 133号)

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